2026/10/16 21:21
オーストリアの老舗スパークリングワインブランド「シュルンベルガー」。その歴史には、ハプスブルク家の宮廷、そして皇后エリザベート〈シシィ〉の夫として知られる皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の時代が重なっています。
グラスに立ちのぼる泡の向こうに、帝都ウィーンの歴史をたどってみましょう。
オーストリアで始まった、本格的なスパークリングワイン造り
シュルンベルガーの創業は1842年。創業者ロベルト・アルヴィン・シュルンベルガーは、フランスの名門シャンパーニュメゾン「ルイナール」で醸造の経験を積み、その技術をオーストリアへ持ち込みました。
瓶内二次発酵による伝統的な製法を用い、オーストリアで高品質なスパークリングワイン造りに取り組んだことが、ブランドの出発点です。
フランツ・ヨーゼフ1世の治世に、宮廷御用達へ
シュルンベルガーとハプスブルク家の関係を示す節目が、1895年です。
フランツ・ヨーゼフ1世の治世下、二代目のオットー・シュルンベルガーは、「オーストリア=ハンガリー帝国宮廷御用達(k.u.k. Hoflieferant)」に任命されました。ブランドの公式資料にも、1895年以来の宮廷御用達としての歴史が記されています。
シュルンベルガーと皇帝とのつながりは、この宮廷御用達という歴史にあります。ハプスブルク家の宮廷に連なるブランドとして、帝国時代のウィーンを今に伝える存在といえるでしょう。
Schlumberger Sparkling Franzl 200ml 1,760円(税込み)

